ぺぺんがペンゴ

販売:セガ

「15年前」

最近流行りのリバイバルもの。オリジナルゲームの出来はかなりいい。1982年のアーケードゲームである。ただし、ストーリーモードは変なルールの改竄が行われており、知らないでプレイするとひどい目に遭う。新しいゲームになっているというより、なんか別のゲームに似ちゃったという感じ。
対戦モードもやや蛇足な印象。
ところで、ペンゴといえば切っても切れない関係にあるあの軽快なBGMだが、これはBGMが違っている。これは、あのBGMにれっきとした原曲(『Popcorn』Hot Butter)が存在するから(笑)。 昔は結構こっそり曲を使っちゃうようなことがあったようで、たとえばシグマの『バトルクルーザーM12』とセガの『スーパーロコモーティブ』では、Y.M.O.の『ライディーン』が、KIWACOの麻雀ゲーム『役満倶楽部』(マイナーだな、おい。あのバカさ加減、もう一回見てみたい…)では、同じくY.M.O.の『Tong Poo(Yellow Magic)』が使われていたりとか。Jasracがうるさくなるにつれ(笑)こういうことはなくなったわけだが。コナミ・ゲーム・ミュージックの復刻が中止になったのは、『恋のホットロック』が原因だといううわさも根強い(笑)。
後日談(10/24/2001):J-Phone端末のJava版ペンゴもやっぱりBGMは違っています。しかし、セガのゲームミュージックのベスト盤、『セガコン』Vol.1ではオリジナル版のペンゴのBGMが聞けます。


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