シルフィード

販売:ゲームアーツ


「ムービーとポリゴンの融合。」

ゲームアーツが満を持してリリースした縦スクロールシューティング。1面中盤の味方の戦艦が遠距離からのレーザーでぶち抜かれるシーンで最初から度肝を抜かれる。しかし、もちろんこれはリアルタイムで処理をしているわけではない(今のマシンならできるかもしれないが)。これはあらかじめ別のマシンで処理したものをムービーとして流しているわけだ。この方式を取っているゲームはアーケード版にもある。「ギャラクシアン3」と「スターブレード」である。「スターブレード」はおそらく背景データをROMの中に、「ギャラクシアン3」はLDを流している。「シルフィード」はちょうどこの2つの中間ということになるだろうか?(ギャラクシアン3はゲーム中に筐体蹴ったらLD飛ぶかな(笑))

ムービーの背景はあくまで背景なので当たり判定はない。ただし、壁などにはもちろん当たり判定がある。ここはリアルタイムのポリゴン処理をしているかもしくは当たり判定だけを用意しているのだろうか。どちらにしても背景との同期を取る作業が非常に手間がかかりそうである。

背景はムービーであるから、「長さが決まっている」のである。初めてラストまでいったときに画面幅いっぱいのレーザーを撃たれてこれをどうやって避けたらいいのかかなり悩んだものだ(笑)。これは要するに時間切れ(背景のネタ切れ)で強制的に殺されるのである。避け方なんてない。(^^;


<Cheats>

汚いマネ

データリード中にエラーを検出するとコンティニューを一つ追加してタイトルに戻る。ここからコンティニューをすればエラーの出たステージの最初からプレイできるわけだが、死にそうな時にわざとエラーを起こせばステージの最初からシールドフル状態(^^;

ステージセレクト

タイトル前のデモ画面で、下・下・上・上・右・左・右・左・A・B・スタート。成功すればゲームセレクト画面でステージセレクトの項目が追加される。12以上を選ぶとデモ画面などが見られる。

シールドチャージ

同じくデモ画面で右・左・A・右・上・C・B・下・左・B・A・上・スタート。
このコマンドが入った状態でコントローラー2のAを押せばシールドが回復する。

ヴォイステスト

オプション画面にコントローラー2のA・B・Cを押しながら入るとサウンドテストの部分がヴォイステストになる。


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