スーパーストリートファイター2

販売:カプコン

「どうしてこっちを買わないのだ」

シリーズが増えすぎて最近数字の時系列が狂ってきている対戦格闘の始祖。ターボ~スーパーの進化はかなり劇的なものに感じられた。キャラクターは4人追加されている。
スーパーファミコン版と同日に、同価格(10,900円)でリリースされた期待の作品だった。同じゲームの移植だが異なる点はいくらでも見つかる。

・オープニングのアニメーション。メガドライブの方が、コマ数や可動部分(笑)が多い。
・ROM容量。スーファミ版は32メガ、メガドライブは40メガ。
・タイム・チャレンジモード。計測秒数がスーファミは小数点以下2桁、メガドライブは3桁。
・リバーサル・アタック。ダウンやガード状態から一分の隙もなく技を出すともらえる「リバーサルアタック」の画面表示。メガドライブ版は「REVERSAL ATTACK」、スーファミ版は「REVERSE」。リバースとリバーサルでは意味が違うんだが…。
・「ROUND、~、FIGHT!」のボイス。スーファミには、ない。
・レア度(笑)
とりあえず、主なものはこのくらい。いずれも、スーファミよりもメガドライブが勝っているといえる。しかし、
・メガドライブはボイスがクリアでない。
この点ばっかりが目立って、スーファミ、メガドライブ両方のユーザーでも、スーファミ版を選ぶというケースが多かったように記憶している。「なんで、メガドライブ版なの?」と言われ、「ふっ、わかってないな」といえる人向け(笑)。
ゲーム自体の出来もスーファミのそれよりいいと思われる。ただし、CPUのアルゴリズムがやや「待ち」くさいという点が気にかかるのだが。
教訓:メガドライブとスーファミ(PCエンジンなどでも可)で同じタイトルがリリースされたのなら、メガドライブを選べ。

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