
四季折々に美しい風情を見せる安曇野は、全国的にも稀に見る典型的な扇状地で、安曇野に沿って一直線にそびえる北アルプスの雪解け水が地下水となり、清冽な湧水となって一大涌水群を形成してわさびを育みます。日量70万トンを誇る清冽な涌水で栽培された安曇野を代表する名産品「わさび」は、日本一の生産量を誇り、ピリッと辛く、極上の風味が自慢です。
わさび漬の効能
※わさび漬とは、わさびを酒かすに漬けたものです。
- 食欲増進作用
- 口腔では唾液腺を刺激して唾液の分泌を高め、胃腸でも消化液の分泌を高め、消化器の運動を盛んにし、食物の消化吸収を促進すると言われています。
- 抗菌、抗寄生虫性
- わさびの辛味成分にはO-157をはじめ、様々な細菌(食中毒菌)、カビの増殖を抑制するとともに、生魚に寄生するアニサキス線虫の活動を抑制する効果もあると言われています。
- 血栓予防作用、抗ガン作用
- 生わさびは血液の凝固を防ぎ、血液がさらさらになり、血栓防止の効果が期待できます。またわさびの成分には抗ガン作用もみうけられると言われています。ガンの転移を抑制する効果があり、発ガン性物質の生成、増殖を抑制し、ガンの発生も抑える効果があると言われています。
- 酒かすでさらに効能アップ
- 酒かすに含まれる成分には血管を柔軟にする作用があり、ストレスはもちろん、肩こり、冷え症、高血圧、偏頭痛などの改善効果が期待できるとされています。他にも酒かすにはガンの予防効果、ダイエット効果など、様々な効能があると言われています。
安曇野わさび漬の歴史
わさびのかす漬は明治中期ころ静岡で初めてつくられ、それが穂高に伝わってきたものです。
穂高で初めてわさび漬の製造を始めた人は弊社創業者である宇留賀定十氏と言われています。氏は最初、わさびを甘酒につけて天びんでかついで松本平を行商して歩いていましたが、静岡の商人から酒かすに漬ける方法を教わり、初めて穂高でかす漬けのわさび漬を製造したと言われています。明治35年信越線、篠ノ井線が開通し他県にも出荷できるようになり、わさび漬の生産は急ピッチで増加するに至りました。
現在ではのりわさび、みそわさび、金山寺味噌わさび、梅わさびなど多種なわさび商品が販売されています。
わさび漬のできるまで

- 仕入れ選別
- 入荷したわさびを茎と根茎に分類します。

- 細刻み
- 選別された茎と根茎は別々の工程で細刻みをします。

- 塩漬け
- 茎・根茎とも塩入れをし、漬け込みます。茎・根茎とも塩漬け後は冷凍庫にて保管されます。

- 酒かす・調味料と練り合わせ
- 茎・根茎を脱塩・脱水後、酒かす、調味料他とブレンドします。

- 充填・包装
- 充填機でそれぞれの容器に詰められます。金属探知器により異物除去を行います。

- 各種検査
- 製造されるわさび漬はロットサンプルを取り、定期的に検査を行います。

- 全国に向け出荷
- 商品は鮮度を保ったまま全国へ出荷します。
わさびの花の食べ方
わさびはアブラナ科に属する植物で、日陰を好み水がないと生きていけません。最近は『畑わさび』も増えてきましたが、何といっても風味・辛味では『水わさび』 がいちばんです。この水わさびは、3月~5月にかけて、白い小さなきれいな花が咲きます。このわさびの花はピリッとした辛味と大変豊かな風味があります。美味しく食べられるようわさびの花の食べ方をご紹介します。
- 2~3センチに切ったわさびの花と茎(200g)をボウルに入れる。
- 小サジ1杯の塩を入れ、緑色の汁が出る位まで軽くもむ。
- 水でさっと洗い、水気を切り大サジ1杯の砂糖を軽く混ぜ合わせる。
- ボウルに70~80度の湯をひたひたになるまで注ぐ。
- よくかき混ぜ、密封して3~4時間蒸しておく。
- あら熱をとり、冷蔵庫で保存する。
- 醤油と鰹節や、三杯酢などをかけて召し上がります。
残り汁にも風味・辛味が出ているのでお茶漬け等にも利用出来ます。


