餓狼伝説スペシャル

販売:ビクター・エンタテインメント

「もしかしたらNEO-GEO版買うより…」

メガドライブ最後のNEO-GEO移植、なのかな?これは。メガドライブ最晩年のリリース。とはいうものの、「コミックス・ゾーン」みたいにバカみたいに高かったりはしない(まぁ安くもなかったか)。
さて、このゲーム。「餓狼伝説2」の8キャラに加え、ボスキャラ4人が使えるようになったほか、細かいモディファイが加えられた続編という事になる。「餓狼伝説2」はROMであったため、いろいろと制限が厳しいところが見受けられたが、こちらはCD。ちょっとだけボイスがカットされてはいるものの、見た目はほとんど遜色はない。強いて言えば、背景のオブジェクトがいくつか足りないくらい。コマンドはパッドでも出しやすく、かなりいい感じでプレイできる。
さて、「餓狼伝説スペシャル」といえば、NEO-GEOやアーケード版では1本も落とさずに最後まで行くと現れる隠しキャラ(とはいうものの、アーケード版初お目見えのAMショーで、プロモーションビデオにしっかり出てきていて『隠してないじゃないか』とかいわれてたが)、リョウ・サカザキ。アーケード版では敵として出てくるだけ、NEO-GEO版ではリョウが敵として出てきた後、デモでコマンドを入れると、対戦でのみ使えるようになる。で、このMEGA-CD版はというと、パッケージにもマニュアルにもどこにも記載されていないが、デフォルトで使えるようになっている。対コンピュータもOKである。ホンモノにもできない事がここでできるというのは大きなアドバンテージといえよう。

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