バーチャファイターＶＳ鐵拳２
販売：UNKNOWN
「メガドライブ版ＳＦＸＶＩ」
以前バーチャファイター２の項で、「そのうち、バイパーズとか出たりして」なんて言ってたら、違う形が実現した（笑）。何とびっくり「バーチャファイターＶＳ鉄拳２」。サターンの「ファイターズメガミックス」にインスパイアされたのかなぁ:)
もちろんこんなもの、セガもナムコも作るわけがない。ブートレグなわけだが、ファミコン時代から続くウラモノシリーズの中でもファミコン版餓狼伝説などと並ぶ強烈な代物といえるだろう。
タイトル表記はなぜか「V.R.FIGHTER vs TAKEN2」となっている。「VIRTUA FIGHTER」と「TEKKEN 2」じゃないよ、とでも言いたいのだろうか（笑）。
「鉄拳」が「鐵拳」となっているあたりが、このゲームの製作された国をものがたる（笑）。
使用できるキャラクターは、全部というわけではなく、「ＶＦ２」からアキラ、パイ、ウルフ、リオン、シュン・ディ。「ＴＥＫＫＥＮ」からは平八、一八、風間準、リー、ポール。そして、なぜか「ファイティングバイパーズ」から、ＨＯＮＥＹとＢＡＨＮ。かなり謎の残る人選といえるかもしれない。「ＶＦ２」のアキラはともかく、主人公格といえるサラとジャッキーをすっぱりと捨てて、メガドライブ版ＶＦ２にもいないシュン・ディとリオンが入っていたりとか、「バイパーズ」のキャラがいたりとか。
システム的にはメガドライブ版「ＶＦ２」に近いといえるだろう。っていうか、メガドライブ版「ＶＦ２」をモディファイして作ったんじゃないの？って感じも強烈にする。
ただし、この手のブートレグにありがちな「とりあえず作ったけど、難易度調整はしてないよ」といったデキ。倒れたキャラにも当たり判定があり（この辺、鉄拳のシステム。）ＣＰＵ風間準が卑怯なまでに強い。まぁこの手のゲームにバランスだとかそういった物は求めちゃいけないのかもしれないが。
この強烈な難易度を勝ち進んでいき、最後のアキラに勝てればエンディング。エンディングったって一枚絵が出てきて即タイトル画面だけど。もちろんブートレグだからスタッフクレジット出すわけにもいかないだろうしね。でも、なんかボスキャラとか出てくるかなぁともおもったんだけど。DURALとか（笑）。
このゲームを見ていたら、ふとＸ６８０ｘ０のなんでもアリ格闘ゲーム、「ストリートファイターＸＶＩ」を思い出してしまった（笑）。
＜Ｐｒｅｖ ｜ ＩＮＤＥＸ
｜ Ｎｅｘｔ＞