メガドライブに関するヨタ話



セガのスポーツゲーム。

(副題:羽田空港じゃないほうの「大鳥居」の呪い。)

セガから発売されたスポーツゲームのネタにされたスポーツ選手は不運な目にあっていることが多いという説。怪我の絶えなかったジョー・モンタナ、マイク・タイソンに耳をかまれたりしたイヴェンダー・ホリフィールドだとか。
あと、選手ではないがセガラリーチャンピオンシップのセリカGT-Fourというのもあるな。(「重大な」車両規程違反により1年間の出場停止。TTE(Toyota Team Europe)はカローラで復帰となるので、WRCを走るセリカGT-Fourはもう見ることができない。)車だけならまだいいが、セガツーリングカーチャンピオンシップのモデルになったITC(International Touringcar Championship)シリーズは96年で休止しちまうし。今度はスカッド・レースのBPR-GTシリーズがつぶれたりして。
(なんて言ってたらホームページが消えた。不吉な。)

後日談:BPR-GTシリーズはFIA傘下のレースになり、FIA-GTシリーズに。

さらに後日談:まさかとは思うがル・マン24時間は大丈夫なんだろうなぁ(^^;あと、ハーレー・ダビッドソン:)

後日談:ジャイアント馬場さんはどうなんでしょう。関係あるんでしょうか。

もう一つ後日談(06/01/99)。:もうひとつありました。結局日本ではリリースされなかった「マリオ・レミュー・ホッケー」。彼自身は引退しましたが、彼の在籍していたチーム、ピッツバーグ・ペンギンズが、経営破綻に陥り、身売り先を捜しています(さらに後日談。マリオ・レミューがオーナーになるようです。)

もちろん、もっとも不運だったのが、アイルトン・セナであろう(^^;
ちなみに、この事故の直前に出た「Heavenly Symphony」にセナのデータだけ、入っていない。


限定モノとかプレゼント用の製品とか。

セガにおいてはあんまり信用できない。
フリッキー、ファンタシースター復刻版セガ・クラシック、最近ではクールパッド…。
「皆様のご要望にお応えして」発売するのはいいけど、だったら「限定」なんて言って煽らないでほしいもんだが。
後日談(04/17/2001):セガガガもかぁ…。一般人にはついてこれるのか?これ。


MEGA CD-R。

開発途中のソフトをショーに出品する時などには、CD-Rが使われるが、セガは「MEGA CD-R」のロゴの入ったCD-Rディスクを使用していた。(サターンにも同様のCD-Rがある)
しかし、在庫があまってるらしく、サターンのソフトを書き込んだ「MEGA CD-R」のディスクが混入していることがあるらしい。


海外ソフト。

海外ソフトが動かないようにするプロテクトっていうのは、何の意味があるのかなぁ。
海外ソフトをやるような人はアダプター使えばいいことくらい知ってるだろうしねぇ。
まぁローカライズして出してくれるんならそれにこしたことはないんだけど、全部のソフトでそれをやるわけには行かないだろうし…。意外と複雑な問題なのかもしれないなぁ。
でも、その前に同じソフトでローカライズの必要もほとんどないようなソフトだったら、日本とアメリカで同時に出して欲しいもんだ。開発は日本でやってるんだろうに、アメリカで1ヶ月先に出てるって言うのはかなり納得いかないぞ、ソニック1とセガラリー。

あと、NHLの今年版出してください、EAさん。去年、今年と快進撃を見せているダラス・スターズのファンとしては「NHL’97」だけではつらいです:)(この年は最下位)


セガのスポーツゲーム。(その2)

なんでセガがJリーグのゲーム出す時って、いつもエクスパンション(チームの追加)の直前なんだ?(^^;

97/11/20に発売の「サッカークラブを作ろう2」は平気だと思ってたら、18日にコンサドーレ札幌がJリーグ昇格の一報が入ってきた…。まさに直前(笑)。
「プロストライカー完全版」は単なるバグ取り版なので無視するとして、「プロストライカー・ファイナルステージ」と「ビクトリーゴール」シリーズだけか。このジンクスが当てはまらないのは。
後日談(11/07/98):ドリームキャスト版の「サカつく」リリース時点で横浜フリューゲルスをはじめとするJリーグがどうなっているのか見物である。


http://www.sega.com/

去年の5月頃、セガオブアメリカのウェブサイトに、バーチャロンが「Available on this summer」とか書いてあってパッケージ写真まで載ってたりしたんだけど、まさか夏には出てないよなぁ。出てたら秋葉原の店が黙ってないだろうからなぁ(^^;
それにしてもこの頃の日本側のウェブサイトには何にも触れてなかったなぁ。
アメリカ側が先走りすぎなのかそれとも…。


PerfecTV!で…。

イタリアの番組を放送していた。視聴者に電話をかけて、クイズに正解したらプレゼント、という形式らしかったのだが、その商品がなんとメガドライブとタズマニア。向こうではジェネシスが現役なのだろう。ただ単に番組が古いだけだったりして。あるいは在庫処理とか(^^;


比較広告。

セガの比較広告というとゲームギアのCMを思い出しますが、とりあえずそれは置いときましょう。
日本でも「プラスワンセット」と銘打ってソフトが1本付いたセットを販売していましたが、セガオブアメリカが大規模なキャンペーンを行っていた事があるようです。数年前、外国のCMを集めた番組というのを深夜に放送していてそこで採り上げられていました。
要約すると「いまジェネシスを買うとソフトが付いているよ。$50の得だよ。」みたいな事を言って、”バスター”ダグラス(かどうかちょっと不安だが)とジョー・モンタナがでてきて「It's great deal!」とか言ったりしてました。まぁそれはどうでもいいんです(豪華キャストではあるが)。重要なのは最後の決め台詞。
「Hey!You can't do that,Nintendo!」:)

ちなみにおまけとして選べたソフトは、
「Pat Railey Basketball」(日本名はスーパーリアルバスケットボール)
「Super Monaco GP」
「Joe Montana Football」
「Columns」
「James "Buster" Douglas Knockout Boxing」(ファイナルブロー)

でした。


メガドライブのマリオ。

とはいっても「マリオ・レミュー・ホッケー」のことなんだけどね。
NHLピッツバーグペンギンズの選手(現在は引退。ちなみに、雑誌やテレビなどでの表記は「ルミュー」とされることのほうが多い)の名前が付けられたジェネシスのこのソフト、一時期日本でも発売予定にあがってたんだけどいつのまにか消えちゃいました。「マリオ」っていう名前のせいだなんて言う噂もあったけどまさかねぇ。ところでこのソフト、秋葉原で輸入物が売られていた事があったんだけど、パッケージの中にはソフトのほかにとんでもないおまけが。
本物のアイスホッケーのパックなんてもらってもなぁ…。


サードパーティ製ソフトの番号。

サードパーティ製ソフトのケースの背の部分を見ると、下部に「T-○○○○○」という番号が入っている。これの解読方法。
上から2桁がメーカーの番号(一番若い番号はタイトーの11)。
次の2桁が何本目を表わし、
最後の桁がメディアを表わす。(メガドライブは3、MEGA-CDは4、ゲームギアが7。ちなみにサターンはGが入る。)
だから「T-48103」は、メーカー48(テンゲン)のメガドライブ10本目の「スティールタロンズ」といった感じだ。
後日談:ドリームキャストの場合、最下桁には「M」が入ります。ソウルキャリバーは「T-1401M」です。


SEGAロゴ。

電源投入時に出てくるセガロゴなんだけど、あれって、特に規定とかってないのかな?
バトルマニア」や「武者アレスタ」みたいにセガロゴで遊んだりするのってなんか好感が持てるね。
ナムコは、

namcot
for
SEGA MEGA DRIVE

っと出てくるだけで、セガロゴは出てこないし、テンゲンなんてなにも出てこないでいきなりタイトルだし。セガってこういうところはうるさく言ったりしないんだろうか。メッセージを出さないとOSが立ち上がらないような仕掛けになっているという某ご家庭コンピュータのディスクシステムや某遊戯小僧とは大違い。特にあのロゴだけみせられてソフトが立ち上がらなかったりすると頭くるよね(笑)。


セガバンダイ

2年ほど前に流れた、セガバンダイの合併話。なんでだめになっちゃったんでしょうねぇ。双方にとって(というか、少なくともセガにとっては)いい選択だと思うんだけどねぇ。でもまぁ、このまま「セガバンダイ」になっていたら、ちょっと社名の語呂が悪いような気がする。なんか「太陽神戸三井銀行(現あさひ銀行)」みたいだ。おまけに、商品名に自社名を冠するのが好きなこの会社は、”セガバンダイ”になっても「セガバンダイツーリングカーチャンピオンシップ」とか「セガバンダイカラ」(セガカラことPrologue21のことよ、念のため。)とか出したんでしょうか:)

ついに発表された新機種、Dream Cast

サターンに次ぐ新機種、ドリームキャストが発表になりました。
どんなもんなんでしょうね。モデル3のゲーム、たとえばセガラリー2とか出てくるんでしょうかねぇ。
それはおいといて、セガのページにあるドリームキャストのモックアップの写真、これに似てないか:)

湯川専務

例のCMなんですけど、セガ側は「賛否両論あることは予想していた」っていうけど、少なくとも自分のまわりで「賛」を聞いたことがありません(笑)。「またセガのヘタCM…」という意見で一致。「セガのCMってだっせーよなー」っていう:)
いとうせいこうが頭をふとよぎったりとか。
最近やっている「滝沢くん」のCMをみると、ドリームキャストのハコに湯川専務の写真がのってるみたいだけど、それだけはしないでほしかった。セガのCMにしては好評の「せがた三四郎」はどうもあのミサイルのCMを見る限りあれっきりのようだし。ああ。

後日談:ラジオ聞いてたら高田文夫の「なに?湯川専務がCD出しちゃったの?」という声とともにそのCDが流されていた。どうやらセガが売り出したいのはドリームキャストではなく湯川専務らしい(笑)。
なに、常務に降格になった?知るか、そんなこと。


あなたは、ドリームキャストを買いましたか?また、あなたのまわりではどうですか?

やっと入手しました(笑)ソウルキャリバーの隠しフィーチャーの充実ぶりといったらすごいですね。ハコは即座に捨てました(笑)。

某プロレスムックから。

●プロレス・格闘技に疎い人向けの基礎知識。『バーチャファイター』のジェフリー・マクワイルド。どう考えてもモデルにしただろ、っていう良く似た風貌の、「熊殺し」の異名を取る実在の格闘家がいます。サターン版『ファイアープロレスリングS・6MEN SCRAMBLE』のエディットレスラーの164番は、ジェフリーではありません(笑)。

ジェフリーは正確に分類するとプロレスラーではないのだが、某熊殺しとの相違点をあげろと言うのが無理なくらいに激似。確かにこいつならば空手ファンもプロレス・ファンも納得できるキャラだろう。だが、未確認情報であるが本物の某熊殺しがこのゲームを目撃して激怒、現在セガに対して「肖像権の侵害」で起訴準備中との噂が。確かにこの某熊殺しのNYでの生活は惨めらしく、かなり困ってる所へゲーセンでガキどもが自分そっくりなキャラでジジイをぶっとばしたり、金髪ネーチャンにぶっとばされたりしてる姿を見て気持ちいいわけない。訴訟社会アメリカならではの噂でした(もちろん真相は知らない)。

もうひとつ。

ここでひとつ「なぜポリゴン格闘が増えたのか」を考察しておこう。起源は当然『バーチャ』なのだが、開発元のセガにはいわゆるタレント性のあるゲーム・デザイナーが存在していなかった。例えば『サクラ大戦』なら広井王子、『ドラクエ』なら堀井雄二、カプコンならば岡本吉起、といった感じの方々がいないというのはメーカーとしてのカリスマに欠ける(いまだに欠けているとは思うが)。そこで登場した、というか御輿に担がれたのが某S氏(別に仮名にすることないのだが気が引けるので一応)だ。これは筆者が元セガ社員から直接聞いた話なので間違いないと思うが、どうやら『バーチャ』の功績がすべてそのひとの手柄になってしまうのを快く思ってない開発者が多かったらしく、他メーカーの引き抜きに応じセガに見切りをつけた方々が、こぞって3Dポリゴン格闘を製作しているのが現状らしいのだ。
以上2点の出典:『悶絶!プロレス秘宝館Vol.3』シンコーミュージック,1999。おもしろいです、この本。プロレスファンならお勧め。

さもありなん。(サターン版『プロ野球チームもつくろう!』より。)

「売れ行き予想」に注目:)

被害総額5億円!セガが”カナダのワル”に引っかかった!!

何の話なのかというと、講談社の「週刊現代」99/06/19号の記事。電車の中吊り広告とかでこの見出しを見た人も多かったんじゃないでしょうか。

騒動の舞台となっているのは、セガのアミューズメント施設「新潟ジョイポリス」。<中略>開業当初は1ヶ月で9万人もの入場者を集めていたが、次第に入場者数は減少していった。そこでセガがてこ入れのために'98年4月にジョイポリス内にメインアトラクションとして誘致したのがマジックシティ(以下MC)だった。MCはカナダ籍のアミューズメント運営会社「インターナショナル・レジャー・システムズ(以下、ILS)」の子会社が運営する日本進出の1号店だった。<中略>このILS、「世界各地でアミューズメントスポットを手がけている」という触れ込みだった。ところが、経営はズサンの一語。改装時の工事費やスタッフへの給料、セガへ支払うべきテナント料から、果ては施設の光熱費に至るまで平気で未払いを続けるという、とんでもない”ワル”だったのである。<中略>さらに、MCで働いているスタッフたちも被害にあっている。とつぜんのクビ切りが相次ぎ、一部の解雇されたスタッフが、新潟の労働基準監督所に訴え出ているのだ。<以下略>」

ああ、ねぇ。セガが悪いわけじゃなかったんだ。ここって、前に行こうとおもったら休館日だとか、クローズが早いとかで、中に入ることができなかったんですが(new97.htm参照)、4月に行く機会に恵まれたんで行ってきたんです。97年当時は、new97.htmにもあるとおり、入場料100円、営業時間は22:00まででした。その場所に着いてみて、変だったんです。一目見て。ビルの壁には「JOYPOLIS」のロゴマークがあるんですが、入り口には「MAGIC CITY」と書いてある。ジョイポリスに付き物のグッズショップ「SONIC&TAILS」もない。入場料は300円になっている。中に入ると、ジョイポリス的なアトラクションは「AS-1」くらいしかなくて。あとはただのゲームセンターとレストラン、というだけ。20:00のクローズ時間(ゲームセンターと考えるとこれもかなりなめている)の15分くらい前に何の予告もなくゲーム機のスイッチを切られ、もちろんセガの直営店なら、こういう時には1クレジットサービス券の発行とかがあるのだがそれもなし。スタッフもまるでやる気のない風で(改札口に人がいなくてそのまま入れちゃうんだよ)、なんかいやな気分にさせられたんだよなぁ。そういうことだったんだ。セガが悪いんじゃなくてよかった。あんまりひどいんでここに書くの躊躇っていたんだけど:) ILS云々というのは置いといて、自分自身もアミューズメント企業なんだから、人に頼らなくてもいいんじゃないですかね?

知りませんでした。

セガって、メールマガジンやってるんですね。http://www.sega.co.jp/って滅多に見に行かないから。さっそく申し込んで最初の一通目が来たんですが、週に1回ということは…135週間存在に気が付かなかったわけですね(笑)

なんで見に行ったのかって言うと。

ちょっとセガのデジタルカメラ、「DIGIO」のこと調べたかったんです。でもね、http://www.sega.co.jp/には何にもないんです。見落としとかではないとおもいます。サイトマップにもないし、検索しても出てこないから。自社製品をなんだとおもってるんでしょうか。いくら秋葉原でオール込み(接続キットとブランクメディア)で7,980円で買えちゃうとはいえ。ちゃんと通産省の指導通りに生産終了から8年間ちゃんと修理対応できるように部品の保管とかしてるのかとか余計なことまで疑っちゃいますね。
まぁそれは置いといて、調べたかったこというのはですねぇ、その「DIGIO」のPC接続キット、「HDC-3002」のヘルプにですね、

「HDC-3002」では、用途別に以下のファイル形式を扱う事ができます。
【開く】
SJ1ファイル
デジタルフィルムに保存されている画像ファイルで、SEGA独自の形式です。
【保存】

~中略~

※ 保存形式は、プラグインモジュールによって追加可能です。


この「プラグインモジュール」ってやつが存在するのかどうかなんですけど、まさかサポートページまで存在しなかったとは予想外でした(笑)。このSJ1ファイルっていうのはJPEG準拠のはずなのに、デフォルトの出力形式はBMPとTIFFなんです。なんなんだか:)

浅草キッドのホームページから。

水: 遂に「タイタニック」のビデオが発売になった。初回出荷500万本の新記録達成だ。
玉: これで災難続きの湯川専務も一安心ですね
水: セガの新型ゲーム機ドリームキャストの話じゃないよ!映画の「タイタニック」の話だ。
玉: だってお互い、沈没船の話じゃないか!

のーこめんとである(笑)

「ゲームセンターの帝王」とゲームビデオ。

「ゲームセンターの帝王」という言葉に反応したあなた、筋金入りのオールドセガファンに認定します(笑)。
これは何かという人向けの説明をちょっと。「アフターバーナー2」が発売されたばかりの頃(この番組の放送は87年秋頃。)、テレビ業界、特にフジテレビでは、実験的かつ革新的なテレビ番組を深夜帯で続々と送り出していた。壮大なスケールのボードゲーム「ディプロマシー」の対戦風景を中継したり(89年放送の『CXゲーム名人戦』。これと後述の『征服王』、2004年になって再放送されるとはねぇ。CSフジ契約した甲斐があったな)、ちょっと時代はずれるが、「カルトQ」、「TVブックメーカー」、「マーケティング天国」あたりも有名なところ(ボードゲーム風対戦ゲームみたいな番組はなんて言ったっけか。なんとか王っていうタイトルだったよな。遊戯王じゃないし…制服、じゃない、征服王とかだったかな…)。まぁそのへんはおいといて、そのへんの革新的かつ実験的な番組のひとつ。セガファンの間では伝説的存在とも言えよう。番組の内容は、セガの体感ゲームを一つ一つ紹介していくというもの。当時最新だったアフターバーナー2を初めとして、体感ゲーム第1弾、「ハングオン」まで、体感ゲームを開発スタッフ(と番組では言っていた。Beepのスタッフという説もあり)プレイヤーの模範演技でエンディングまで見せてくれるというもの(ただし、ゲームセンターではいまだに「1」が稼動していたようなころだったので、オンエア当時最新のゲームだったアフターバーナー2はさすがにステージ22終了直後にCMで切られてしまう。)。今やどこにも残ってなさそうな「スペースハリアー」や、「アウトラン」5コースすべてのエンディング、「エンデューロレーサー」(!)なども見られる、今となっては資料的価値も非常に高いもの。2000年の今見ると、時代を感じさせるセリフも随所に。

・「今度、このゲームの音楽を収録したレコードが出ます。」
・「(スペースハリアーは)あんまりキレイなんで『これ、レーザーディスクですか?』なんて聞かれたりするんですけど、32,000色、ばっちり使ってますから。」

ひとつだけ難をあげるとすれば見た人誰もがこれをあげるであろう、林家しゅう平の最低のMCである(笑)。
・「酔っ払ってこのゲーム(AB2)やってて、汚い話ですけど、ゲロ吐いちゃいましてね。」
広報氏、無視して別の話へ。

・広報氏「緊急回避のときには、この(画面ではアフターバーナー全開でロール。)ようにですね…」(広報氏は『1』との違いを強調したいんだということは誰にでもわかろうというもんである。要するに「アフターバーナー」で加速ができるようになったんだよ、と。)
・林家「ああ、この『回転』ですね。」

「2」のウリであるはずのスピード調整に触れる気配が全くないのである。痺れを切らした広報氏が助け船を、というか、自分で解説してたかな、最後の最後の方で。

くだらないギャグ(ここをみるかぎり、このころ二つ目になりたての模様。なぜこの人に白羽の矢を立てたのか?)にセガの広報、長谷川・飯田両氏(!)もかなりつらそうである(笑)。さて、プレイの内容だが、これが、なんか非常にいいのである。もちろん、開発スタッフのプレイとはいうものの、「アフターバーナー2」にしても、もちろんリリース直後のもので、完成されたプレイではない。ほかのゲームにも言えるのだが、適度にミスをするのである。

ここで、話を唐突にこの少し前から出始めたアーケードゲームのBGV(攻略ビデオなんていう言葉は使いません。)の方に振ってみよう。まず一番最初にリリースされたのはソニーからリリースされた、「アウトラン」、「スペースハリアー」、「ファンタジーゾーン」の3部作。この頃のソニーのビデオなわけで、ベータテープでもリリースされていたとかそういう余談は置いといて、プレイの内容がどうにもヘタクソなのである。ちなみに音響面も曲のつなぎ方が変だったりして困った出来であった。「スペースハリアー」は、これはちょっと…おれのほうがうまいんじゃないか(笑)ってな感じであった。「アウトラン」も、やっとの思いでクリアしてるという感じ。1回見たらもういいかなっていう感じのシロモノであった。当然マニアからは不評が続出。これ以降、ビデオソフトとして発売されるゲームのBGVは大抵その道のエキスパートなプレイヤーの腕を借りることとなる。しかし、うますぎるプレイはたしかに感服すべきものではあるが、見ていて楽しいものでは決してないのだ。ましてや、ゲームをゲームとしてプレイするのではなく、クリアするまでの、もしくはスコアをを稼ぐための「作業」と化している場合はなおさらのこと。その最たるものは初代「ストリートファイター2」のビデオ。5,800円も取っておきながら、初代「SF2」で通用した、もはやチート(この場合の「チート」は、ゲーム業界で用いられる裏技、という意味で使うのではなく、英語の「Cheat」本来の意味の、インチキ、という意味で)といってもいいかもしれない手口、「投げハメ」で、ひたすら60分の収録時間、8キャラほぼすべてにおいてずーっと「投げハメ」に終始しているのだ。ただの「対COM戦投げハメレクチャービデオ」。「リッジレーサー」も、確かにそうするとタイムは出ないのだが、ドリフトさせないので、見てて楽しくない。個人的に繰り返し見て楽しめるのは、「セガ・スーパーゲーム6」「ギャラクシアン・プロジェクトドラグーン」あたりか。

さて、話を「ゲームセンターの帝王」に戻そう。この番組内でのプレイ、適度にミスをしたりするので、適度な腕で妙な臨場感があって実にいいのだ(笑)(でも、ハングオンはかなりうまいです。あ、「BIN」ってレジストしたぞ。12年前の三船敏(バーチャストライカーのプロデューサー)か(笑))。
「AB2」にしても、スロットルは常にスローにしておいて、敵との相対速度を下げて、確実にロックオンした方がプレイしやすく、「稼げる」のは今更言うまでもあるまい。しかし、それをほかの人間が見ていて面白いかどうかは別問題である。このゲームのウリの一つに「ハイスピードでの爽快感」みたいなのもあったはずだ。
で、これ書くために劣化のひどいテープ見返してみたんだけど、87年ってことは13年前でしょ…スペースハリアーは85年だから、15年…。やっぱり「スペハリ」は名作だわ。
ところで、「ハングオン」と、「エンデューロレーサー」は、ステップに足を乗せていないとスコアの上がり方が悪いって知ってた?(笑)

最近は、どうなんでしょう。こういうビデオって出てないよね。当時は、「アーケードゲームをそのまま家でプレイするのには家庭用ゲーム機ではムリ。基板を買うしかない」というイメージが定着していたので、「家庭でアーケードゲームの臨場感を」という意味でこういうビデオにも目的性があったわけだ。しかし、家庭用ゲーム機と業務用ゲーム機には隔たりがなくなり、NAOMIボードやプレイステーション互換基板なんていうものがゲームセンターで稼動していて、家庭用移植を前提にしているために移植もスピーディに行われる。当然デキは業務用と遜色ないわけだ。同じ5,800円出すんならそりゃ見るだけのビデオよりも自分で操作できるゲームソフトを買いますわな(笑)。(この項続く)

オールドゲームのリバイバルを!

(続き)
「TEKKENタッグ」とか、「クレイジータクシー」とか、今のゲームはいいですよ、それで。でもさ、マイナーなゲームとか、古いゲームって言うのはどうにもならないんですよね。だから、サターンの「SEGA AGES」とか、32Xでの「スペースハリアー」と「アフターバーナー」のリバイバル、そしてこれにとどめをさすプレイステーションの「ナムコミュージアムVol.1~5・アンコール」、「ナムコアンソロジーVol.1・2」。「SEGA AGES」は、ちょっとゲームの選定がマニアックな方向に傾きすぎ、「ミュージアム」のような資料的価値もあまりなく、収録ゲームも少なめでちょっと今ひとつな印象はぬぐえない(個人的には「アップンダウン」好きなんだけど)。もういい加減、「フリッキー」はいいでしょ(笑)?「ナムコミュージアム」は「パックマン」「ゼビウス」など、メジャーどころはもちろん、「フォゾン」や「リターンオブイシター」といったマニアックなところも押さえ、いろいろな種類のユーザーのニーズにこたえているといえる。セガも、過去の資産ってたくさんあるんだから、この辺何とかなりませんかね?ドリームキャストのGD-ROMにたくさん詰め込んで。「移植作業が大変だ」なんていう意見もあるかもしれませんが、Windows用の「ナムコヒストリー」は、エミュレーションだっていうじゃないですか(笑)。
メガドライブに関しては、ドリームキャストでダウンロードしてプレイできるようになる、なんていう話もあるようですが、この話はどうなってるんでしょうね?それに、これってどうせ「ゲーム図書館」みたいに、スイッチ切ったらそれまでなんでしょ?ちょっと余計に課金してもいいから、保存できるようにしてほしいところですねぇ。そうじゃないと、みんなエミュレーションに走っちゃいますよ(笑)

Yahoo!オークション

Yahoo!オークションが面白いですね。金を騙し取るとか、落札価格を吊り上げておいて、「払えない」なんていう、「オークション」っていう物の仕組みが今一つ分かってないやつとかいるみたいだけど(ドラマで女優が使ったアイテムに、10億円つけたバカがいたらしい。)いろいろ変な話は聞くものの、それはもちろん極一部の話。メガドライブカテゴリとかならそんなやつもいないでしょうね。実際、自分もいくつかのアイテムをbidしています。私が接したところでは皆さん迅速な反応と良心的な対応で安心して取り引きさせてもらいました。どうしてもほしいアイテムや、見つけられなかったアイテムとかを探すのなら、下手に電気街とかにいくよりいいかもしれませんね。もちろんゲーム関係に限らず。価格とかもおおむね良心的ですね。うまくコトが運べばレッスルボールを2000円以下位でbidすることも可能かもしれませんし、レア度は低いものの見つけにくい、なんていうものなら200円とかでbidできちゃうこともあります。
さて、それはおいといて、この世界のことをよく知らない人が、たまたま持っていたから出してみようか、見たいな人もいることはいるわけで、「古い=レア」という短絡思考を持ってる人もいるんだよねぇ…。「XDR」とか「サンダープロレスリング列伝」に6,000円は出せない、っていうか出さないよねぇ(笑)。

ドリームライブラリ始動。

皆さんの家にもドリームパスポート3が届いたことと思います。そこで気になるのはメガドライブとPCエンジンの過去の遺産がドリームキャストで遊べるようになるドリームライブラリでしょう。ドリームパスポート3の説明書にロクに触れられていないながらも(笑)、楽しみにしている人も多いでしょう。んで、ラインナップが発表されたわけですが、収録されている「ぐるぐる温泉」や「ドリームフライヤー」の体験版をオフラインで使いたいときも、一旦isao.netにつながなきゃいけないのと同じく、なーんか釈然としないものを感じますねぇ。最初の50本。なんで、ファンタジーゾーンがPCエンジン版なんですか(笑)。協力メーカーの中にサンソフト入ってるじゃないですか(笑)。とりあえず、第1回のラインナップの中では名作「レイノス」、レア物「ぺペンがペンゴ」あたりがいいかな。「ファンタシースター2」とか「大魔界村」とかもいいですね。PCエンジン側では「ラビオレプス」、不可解な二分割「R-TYPE」とか、「モトローダー」なんかも懐かしくていいですな。これ以降も期待しましょう。ほんとは外部記憶装置に残しておければもういうことはないんだけどなぁ。もう少し高くてもいいから。レア物とかもいいけど、ジェネシス物なんかも配信してほしいな。あとは。
後日談。いちいちネットにつながなきゃいけないと思われていた、ドリームライブラリの体験版ですが、実はドリームパスポートのディスクの中にデータが入ってるみたいですね。isao.netにつないで、一見ダウンロードしているようにもみえますが。セガとしては、0990の従量課金の人から10円でも余計にむしりとろうっていう事なんですかね。ドリームライブラリのページではonmouseoverコマンドとか使って隠そうとしてますが、ソース見りゃ一目瞭然なので、バラします。DP3を立ち上げたらネットワークにはつながずに、Lボタンを押して「ジャンプ」を呼び出します。「ジャンプ」の画面では、「http://」が最初から書いてありますが、これを消して、次の通りに入力します。
x-avefront://---.dream/proc/launch/
この最後のスラッシュの次に数字を入力しましょう。
1:ぐるぐる温泉
2:ドリームフライヤー
3:コラムス
4:大魔界村
5:フリッキー
6:ぺぺんがペンゴ
7:ぷよぷよ
8:ドリームライブラリ
9:ドリームパスポート2(笑)
たとえば、DP3でここをクリックすると大魔界村、ここだとペぺんがペンゴ、という具合に、ドリームライブラリのページにも載ってないゲームができてしまいます。(笑)
ドリームライブラリのメニューに載せておけばいいのに、どうしてこんなめんどくさいことをするんですかね。イサオさんところをそんなにみてほしいのか、それともほんとに10円がそんなにほしいのか(笑)。
後日談:ドリームライブラリの開始が予告の日よりも数日遅れました。そのお詫びに新しいゲームを用意しました。って出てきたのが大魔界村とぺぺんがペンゴ。そのためのもんだったんですかね。用意周到だわ(笑)。

セガのスポーツゲーム。(その2)

ジャイアントグラム2でジャイアント馬場の死去、3のロケテスト中にジャンボ鶴田の死去と選手大量離脱だと?ほんとに縁起悪いなぁ。
後日談(20/02/2001)NASCARのスーパースター、Dale Earnhardtが、デイトナ500で事故死。去年も、Adam Pettyと、Kenny Irwinが。もちろん今となっては、死亡事故なんてそうそう起こることじゃないですよ。ええ。だから、Nascar Arcadeのアダム・ペティには『Special Entry』って書いてあるんです。たぶん。差し替えが間にあわなかったんでしょうねぇ。
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